初めまして「僕の珈琲」店長の酒井寿子と申します。2023年1月にオープンした「僕の珈琲」を少しずつ皆さまに知っていただくことができありがたく思っております。

 

cafeを始める前から私たちはインドネシアやネパールから留学生を受け入れる日本語学校の運営と、海外のインターンシップ大学生を受け入れる事業をしております。そんな中、レディくんは大学農学部在学中、農業を学ぶために2015年インターンシップ生として山梨県に来ました。

 

彼はとても真面目でインターン先の農家さんも驚く程の働き者で、私たちはこれまで1000人くらいのインドネシア人と出会ってきましたがレディくんほど謙虚で思いやりがあって勉強熱心な人には会ったことがありません。

 

レディくんの帰国後も連絡を定期的に取り合い、彼が自然農法で環境のことを考えたコーヒー豆づくりや農家の子供たちのために無料のコーヒー学校の運営を目指してる事を知りました。

 

レディくんの地球環境保全に対する考え方は私たちの孫の世代を守ることにつながること、レディくんの珈琲を飲んだ時にこの珈琲はみんなが喜んでくれる、そして彼は今後もこの製法を続けてくれると確信しました。そして「少しでも力になれたら」と思い、彼のコーヒーを取り扱うオンラインショップとカフェを始めました。

 

右も左もわからない中でのお店のオープン。最初はてんやわんやでしたがお客さまがレディくんの珈琲を「美味しい」と笑顔で飲んで下さる姿を見て「僕の珈琲をやっていて本当によかった」と思う日々です。

 

そして私もレディくんの珈琲がとても美味しいと自信を持ってお客様におすすめすることができています。

 

ぜひ河口湖にお立ち寄りの際には僕の珈琲でレディくんの珈琲をお楽しみください。

 

 

 

日本のみなさん、こんにちは。インドネシアでコーヒー栽培事業を営むレディといいます。「僕の珈琲」で僕たちが作ったコーヒーを飲んでいただきありがとうございます。またオンラインショップからコーヒー豆を注文していただいて感謝しています。

 

僕たちはジャワ島の自然豊かな環境でコーヒーを自然農法で栽培しています。

森林伐採は行わず農薬・化学肥料は使わずに自然にも人にも優しい栽培を心がけています。

 

僕は2015年にインドネシアジョグジャカルタ州の大学から山梨県北杜市での農業インターンシップに参加しました。

日本へ興味を持ったきっかけは福岡正信さんの「わら一本の革命」です。福岡正信さんの自然農法の考えに惹かれ日本の農業へ憧れを持ちました。日本の農家さんの農業技術、生産管理、品質管理はもちろんのこと、農業への情熱や愛情、誠実さは本当に素晴らしく良い経験を得ることができました。 

 

 

 

 

2017年大学を卒業後に故郷の西ジャワ州パンガンダランにもどりました。パンガンダランはコーヒー栽培農家は多いのですが生活は苦しく経済的に恵まれてるとは言えない状況です。

僕は、村の農家の人たちに自然農業に栽培方法を改善し品質を向上し付加価値をつけて販売価格を高めようと提案し、自らもコーヒー事業を開始しました。

 

少しずつインドネシアのコーヒーショップやオンラインで買ってくれる人が増えてくるとともに、自然農法をパンガンダランだけでなく西ジャワ州の農家に広めたいと思い、若手農家のコミュニティグループを作り活動しています。

 

 

自然農業のコーヒー生産量を増やし適正な価格で取引きしてもらえるように、日本のみなさまに僕たちの活動を知っていただくために、

インターンシップのときにお世話になった方々に相談したところオンラインコーヒーツアーの開催などを経てたくさんのご協力をいただき日本でも販売が実現しました。

 

 

「僕の夢」

それはこのコーヒー事業を未来のために継続し子供たちが自然や環境を守り経済的にも持続可能な生活を送れるようにすること。僕たちが作った自然に優しい安心して飲めるコーヒーを将来も日本と世界の皆様にお届けし続けること。

そのためにこの自然農法のコーヒー栽培を農家の若者や子どもたちが無料で学ぶことができるコーヒー学校を設立しました。

現在たくさんの子どもたちが一所懸命コーヒー栽培を学んでいます。

 

まだまだ生産量は少なく品質も安定しませんが、村のみんなと力をあわせ手作業で一粒一粒丁寧に収穫し自然にやさしい製法で作っていますので、ぜひ「僕の珈琲」をご賞味ください。

 

僕のコーヒーができるまで

僕たちはインドネシア共和国のジャワ島でコーヒー豆を育てています。

ロブスタ種は、比較的標高が低い地域でも育ちますので僕の故郷のパンガンダラン県プルバラハユ村で栽培しています。プルパラハユ村はジャワ島の中央から南西に位置します

珈琲チェリーは一粒ずつ丁寧に手摘みします

手摘みしたコーヒーチェリーをもう一度選別します

ナチュラル製法のコーヒー豆は、水洗いした後に天日干しします

天日干ししたコーヒーチェリーを脱穀したらまた天日干しします


 

農作業は大変なこともありますがとても楽しく、やりがいもあり、みんなで愛情を込めてコーヒー豆を作っています。

日本の皆様に僕のコーヒーを喜んでいただけたら嬉しいです!